
今回は毛・脱毛に関する知識を授けよう。

これで脱毛が捗るやもしれない。
ムダ毛は発毛を抑えるより脱毛した方がいい
なぜムダ毛は生えるのか。
そもそも生える原因を取り除けば、脱毛する必要もなくなるのではないか。私はそんなことを考えたことがあります。
しかし、『ムダ毛は脱毛した方がいい』という結論に至りました。
ムダ毛の原因は男性ホルモン
男性ホルモンに分類される分泌物の中には、頭髪以外の体毛を生やす働きをするものがあります。
そのため、男性ホルモンの分泌が盛んな男性は、ムダ毛の量が多かったり、毛が太くなったりしやすくなります。
男性ホルモンは減らせる?
では、この男性ホルモンの分泌を抑えればムダ毛も減るのではないか、そう考える方もいるでしょう。
実際のところ、男性ホルモンの分泌は食生活やストレスの回避、性行為の制限等により、ある程度は抑制できると言われています。
しかし、男性ホルモンの低下は精神や身体への悪影響もあるため、ムダ毛を減らす目的で男性ホルモンの分泌を抑えるのは得策とは言えません。
故に、ムダ毛は発毛を抑えるよりも、物理的に排除する方がスマートである言えます。
毛周期
毛には毛周期と呼ばれる成長のサイクルがあります。

発毛後は成長期でぐんぐん育ちます。育ち切ると後退期へと移り、しばらく生えたまま停滞したのち、自然と抜けます。抜けた後は次の周期が来るまで休止期となります。
永久脱毛

毛は何度処理しても、毛の元となる『毛母細胞』が残っていれば発毛します。
逆に言えば、毛母細胞を無くせば以降発毛しなくなります。=永久脱毛
毛母細胞はレーザー機器等の強い刺激によって死滅することがあり、現時点では医療脱毛が永久脱毛の最有力手段となっています。
なぜ脱毛には時間がかかるのか
脱毛サロンや医療脱毛では、数ヶ月かけて5~10回くらい繰り返し処理するのが一般的です。
なぜ間を空けて何度も処理するのか。これは先に説明した毛周期が関係しています。
体毛は、すべての毛が同じ周期で生えてはいません。周期がいい感じにズレて生えているため、常に満遍なく生えた状態になっているわけです。
そのため、毛の周期に合わせて半年くらいかけて何回も施術して、ようやくすべての毛を脱毛できるのです。
毛は処理すると濃くなる?
『毛は剃ると濃くなる』という噂を耳にしたことはないでしょうか。
昔はよく言われていたのですが、これはデマです。
毛を剃った場合、毛の太い部分(幹)が断面として見えるため、毛が太くなったと勘違いした方が言い出したのでしょう。
あるいは脅かすために広められたデマと思われます。
処理された毛が増えたり強靭になることはないので心配ありません。

デマじゃなかったら薄毛に困る人はいないよ。
ソイエなどの電動脱毛器は今
20年くらい前、家庭用の脱毛器といえばソイエでした。TVCMもよく見たものです。光学式脱毛器の登場後、陰が薄くなってはいますが、今もソイエは改良を重ねて販売されています。
ただ、ソイエをはじめとした電動脱毛器は、抜毛器です。無数の毛抜きが埋まったヘッドが回転し、高速で毛を抜く仕組みです。
これは非常に刺激が強く、私的にはおすすめできません。
私も昔買ったのですが、脚がブクブクに腫れてしまいました。一時的に毛は無くなりますが、腫れて綺麗に見えませんでした。あと、抜くのが痛すぎて、すぐに倉庫行きとなりました。
一世を風靡したソイエも世代交代となりましたが、ソイエの販売元であるパナソニックでは、現在『光美容器』というカテゴリの脱毛器?が発売されています。
VIO

VIOはデリケートゾーンの各部位の頭文字をとったもので、女性人気の高い脱毛箇所となっています。
『VIO脱毛』という個別のプランもあり、男性でも受けられる機関があります。
Vライン:正面のV字部位のこと。ビキニラインとも言われます。
Iライン:女性器周辺の部位。
Oライン:肛門周りの部位。

Iライン・Oラインを自分で処理するのはちょっと怖いですね。
セルフ脱毛で起こりやすい肌トラブル

脱毛は美容行為であるものの、少なからず肌にダメージを与えます。
これはサロンや医療脱毛でも同様です。
しかし、特に自分で脱毛を行う際には、以下のトラブルが起こりやすいので注意が必要です。
埋没毛
埋没毛は毛が皮膚から出てこないまま成長するトラブルです。

埋没毛になるとどうなる?
埋没毛になると、毛が皮下に埋もれた状態で真横に伸びるなどし、皮膚がポコッと突起します。
普通に処理できないだけでなく、毛が黒く透けて見えるといった不便も生じます。
埋没毛の原因は?
埋没毛は毛を抜いたり剃ったりした際に、毛穴や付近の皮膚が傷ついて、毛の生える向きが不規則になることが主な原因とされています。
私の経験則ではありますが、毛を抜いた後に発生しやすく、剃った後にも稀に発生します。
埋没毛になった場合は?
埋没毛が透けて見える場合は、該当部分をマッサージしたり、ピーリング剤で古い角質を削るなどして毛を皮膚から出すことができます。
埋没毛は見えないけど皮膚が突起しているという場合は、無理に刺激せずに様子見しましょう。
埋没毛を防ぐには?
埋没毛を防ぐには、特に毛を抜く処理方法を避けることが一番です。
それでも抜くという場合には、肌を温めてマッサージしてから処理するなど、十分に肌を労わりながら行うことで、埋没毛の発生リスクは軽減できると思われます。

見えているのに処理できないのは嫌ですね

肌荒れ覚悟で引っ掻き出してたけどね。
色素沈着
色素沈着は何らかの刺激によって炎症が生じた肌に、炎症の跡が残ってしまうトラブルです。

色素沈着になるとどうなる?
肌に炎症の赤みが残ります。
繰り返していると黒ずんでシミのように定着してしまう場合もあります。
色素沈着の原因は?
脱毛における色素沈着は、主に毛を引き抜かれた毛穴が腫れたり内出血することが原因です。
色素沈着になった場合は?
肌は、細胞の生まれ変わりによって健康な状態を維持しようとする『ターンオーバー』という機能を持っています。
そのため、時間とともに色素沈着は薄くなっていきます。
しかし、ターンオーバーが正常に行われない場合は治りにくくなってしまうので、肌のケアや生活習慣にも気を配っておきましょう。
同じ部分に繰り返しダメージを与えるのも禁止です。
色素沈着を防ぐには?
色素沈着を防ぐには、埋没毛と同様に肌への刺激を少なくすることです。
頻繁にムダ毛を処理する部分がある場合は、脱毛サロンやケノンでしっかり脱毛することをおすすめします。

キレイになりたいのに、肌を荒れさせては本末転倒ですよ。
まとめ
毛に関する疑問は解消したでしょうか。
不安がなくなったら自分に合った脱毛方法を見つけましょう。
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