
どうしても指先がモッサリしてしまうなぁ…

それならネイルをしてみよう。男っぽさが薄れて色気も出るよ。
特に意識して見ているわけではないけど、他人の手を自然と目が追っていることはありますよね。
そして、その手が綺麗だと、その人をとても魅力的に感じてしまう。
そんな経験ありませんか?
爪の手入れをしているだけでも手は綺麗に見えますが、ネイル(マニキュア)をするとグッと印象良く見せられます。
手指のゴツゴツ感が気になる女装男子も、上手にネイルをすれば男っぽさをカバーできますので、挑戦してみてはいかがでしょう。
爪のお手入れ方法

それでは、まずは爪のお手入れから見ていきましょう。
爪のカット
爪を切る時は高品質な爪切りを使いましょう。
質の低い爪切りや切れ味の悪い爪切りを使うと、断面が粗くなって削る手間が増えたり、爪のもろい方はカット中に爪が割れることもあります。
私のおすすめは『匠の技』シリーズです。 驚くほど快適になるので爪切りもこだわってみてください。
刃のサイズや形状は何種類もありますので、自分の爪の大きさ・形に合ったものを選びましょう。
■爪を切り揃える長さは、指の先から2~3ミリ残すくらいがちょうどいいと思います。
爪のヤスリがけ
爪切りでカットした後はヤスリで断面を滑らかにしていきます。
尖っていたりザラザラしていると服に引っかかります。パンストのような繊細なものはすぐ伝線するので必ず整えておきましょう。
ヤスリはガラス製のものがよく削れておすすめです。2~3回撫でるだけで滑らかになりますよ。
甘皮の除去
甘皮は爪の根本にある薄い皮のことです。
甘皮を取り除くと爪が長く整って見え、ネイルの仕上がりも良くなります。甘皮のケアをやったことがない方は、是非この機会に試してみてください。
爪を磨く
爪の表面は専用の爪磨きで磨くことでピカピカに光ります。
薄めのマニキュアをされる場合は磨いておくと映えますし、マニキュアをしない時もデイリーケアとしておすすめです。
マニキュアでワンランク上の女装男子へ

爪のお手入れが済んだら、マニキュアでカッコいいネイルにしていきましょう。
マニキュアに必要な物
まずはマニキュアに必要なものの紹介です。

ベースコート
ベースコートはネイルカラーの下地として塗ります。
爪に直接ネイルカラーを塗ろうとしても、弾いて上手に塗れません。ベースコートを下に塗ることで、ネイルカラーがムラなく乗るようになり、発色も綺麗に出せるのです。
トップコート
トップコートはネイルカラーの上に塗るカバーです。ツヤを出し、ネイルカラーを保護する役割があります。
単体で透明のカラーとして使うこともできますので、磨いた爪にトップコートだけ塗るのもOKです。
なお、ベースコート・トップコートは、1つでどちらにも使えるものや、2つがセットになった商品が便利です。
ネイルカラー(マニキュア本体)
マニキュアの塗料はネイルカラーやネイルラッカーと呼びます。
単色のネイルカラー以外にも、ラメ入りやグラデーションにできるネイルカラーがあります。
お好みではありますが、手のマニキュアは清潔感を意識した弱めのカラーをおすすめします。手の爪はパンチのある色よりも、さり気なく色が乗っている方が色気があると思いませんか?
除光液
除光液はマニキュアを落とす時に使います。マニキュアは洗剤では落とせないのでお忘れなく。
コットン
除光液を使う時に使います。ティッシュではなかなか上手に拭けないのでコットン推奨。メイク用のコットンがあればそれでOKです。
爪の塗り方
こちらにカットとヤスリがけの済んだ手をご用意しました。

言い忘れていましたが、手の甲の毛・指毛は必ず処理しておいてくださいね。
それでは、こちらの手にマニキュアをしていきます。
マニキュアの下地を作る
まずは下地となるベースコートを塗ります。

垂れないくらいの量をブラシに含ませ、爪の根元から先端にかけてサッサッと一気に塗ります。塗ったら10分程度乾かします。
一般的なベースコート・トップコート・ネイルカラーはキャップとブラシが一体になっています。別途ブラシを用意する必要はないのでご安心ください。
ネイルを好みの色に塗る
ベースコートが乾いたら同様にネイルカラーを塗っていきます。ムラができないように、丁寧かつ素早く塗り切りましょう。
今回はこのメタリックブルーにします。

なお、ネイルカラーは一度塗っただけでは容器に入っている時のような色になりません。
何度も重ねて塗ることで濃い色になっていきますので、塗って乾かす工程を何度か繰り返してお好みの色にしていきましょう。

今回は4回重ねると容器のような色になりました。
ネイルカラーを保護する
ネイルカラーが乾いたらトップコートを塗ります。完全に固まるまでネイルに触れないように注意してください。30分は置いた方がいいでしょう。
ドライヤー等で乾かす場合は、冷たい風を優しく当てるようにしてください。熱いと固まりにくくなり、風が強いとマニキュアが流れてしまいますので。
マニキュアを落とす
マニキュアを落とす時は、除光液をコットンに染み込ませて拭き取ります。

ネイルカラーが爪からはみ出してしまった場合は、コットンの先をねじって尖らせ、除光液を少量つけて拭くと微調整できます。綿棒でも可。
ネイル(マニキュア)で男っぽさはカバーできるのか
こちらがネイルのビフォー/アフターです。比べて見てください。


ゴツゴツしているとか関節が太いとかよりも、ネイルの方が印象に残りませんか?
さらに、袖の長い服を合わせてみるとどうでしょう。

パっと見ではメンズの手とは思われないかも?

綺麗に見えるポーズや角度を意識するといい感じになります。
寒い時期は長袖で、温かい時期はアームカバーで覆えば手のコンプレックスは軽減可能です。
ペディキュアで足もスマートに
足の爪に施すマニキュアはペディキュアと呼びます。
ペディキュアをすると足の印象が段違いに良くなります。足は自信がなくて見せられないという女装男子も多いと思いますが、ペディキュアをすると案外シュッとするかもしれませんよ。
やり方はマニキュアと同じなので、ついでにやってみてください。イケると思ったらサンダルやつま先の開いたパンプスを合わせてお出掛けしましょう。

なお、足の爪は存在感のある強めの色がおすすめです。しっかり色を入れることで締まった足元に見せることができますよ。
ちなみに、ペディキュアをする時はトゥセパレーターを使うと便利です。塗りやすくなるだけでなく、乾かしている間に指同士が触れることも防げます。
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