ムダ毛の処理って何が一番いいのかな?
脱毛にかけられるお金と時間によるかな。
脱毛(ムダ毛の処理)は女装に欠かせないボディメイク。
気にかけている方は多いと思いますが、自分に合った脱毛方法がわからずに、結局カミソリで処理していませんか?
あるいは、脱毛サロンが気になってはいるけど、なかなか踏み切れないでいませんか?
この記事では様々な脱毛方法について、おおまかな費用と効果の程度、メリット・デメリットをメンズ視点で解説しています。
私は多くの脱毛方法を試して大体の感触は把握していますので、参考にしていただければと思います。
つるつるスベスベになって女装を楽しみましょう。
ちなみに、女装ガチ勢の私はこんな感じ。
ぶっちゃけタイツで隠せばいいと思ってたけど、ちゃんと脱毛してみようかな。
脱毛はメリットがいっぱい。頑張ってキレイになろう。
【イチ推し】セルフ脱毛のケノン
ケノン(ke-non)は自分で施術する家庭用の脱毛器です。
発売から10年以上経過した今でも、美意識の高い男女から圧倒的な支持を得ています。
現在のモデルは発売当初よりも大幅に性能がアップしているので、過去にケノンの購入を見送った方も、改めて検討してはいかがでしょうか。
ケノンの特徴
ケノンの脱毛は、強い光で毛にダメージを与えて、自然に抜け落ちさせる仕組みです。
抜いたり剃ったりしないので、肌への負担が小さく、高い脱毛効果に期待できます。
この方式は脱毛サロンと同様であるため、自宅で脱毛サロン並みの効果に期待できるというわけです。
ケノンの使用イメージは動画でご確認ください。
ケノン脱毛の詳細
■費用(本体価格):69,800円
■施術にかかる時間:1部位あたり数分
■脱毛効果の程度:数ヶ月~
毛穴も目立たないスベスベ肌になる人もいれば、毛が細くなったり量が減ったりする程度の人もいます。
軽度のケアで綺麗な肌を維持できるものと捉えておくといいと思います。
メリット
ケノンのメリットは自宅で本格的な脱毛ができる点にあります。
■誰にも見られないで脱毛できる
⇒サロンやクリニックでは「ムダ毛を見られるのが恥ずかしい」「女装男子が行っても大丈夫なのか」といった不安があるかと思いますが、ケノンには無縁です。
■効率的に脱毛できる
⇒サロン・クリニックのように通院や予約の都合を気にする必要がないため、自分の毛の周期に合わせて効率的に脱毛できます。
デメリット
ケノンのデメリットを挙げるなら、自己処理は割と手間であることです。
ホクロやデキモノには当ててはならず、疲れる大勢で処理する部位(太ももの裏など)もあり、専門の人に施術してもらうのとでは勝手が違います。
推奨される人
- 本格的に脱毛したいけど、あまり費用はかけたくない
- 自宅で自分のペースで脱毛したい
- 近くに脱毛サロン・クリニックがない
私はケノンで8割くらい脱毛できました。
これなら肌を出したくなるのも頷けますね。
なお、ケノンの使用感については別の記事で詳しくレビューしています。
ヒゲ脱毛の奮闘や効果の程度もまとめていますので、ケノンの購入を検討されている方は参考にしてください。
また、ご家庭でレーザー脱毛ができる『tria』という脱毛器もあります。ケノンとは一長一短ですが、ケノンよりも安価で高い効果に期待できますので要チェックです。
クオリティを求めるなら脱毛サロン
本格的な脱毛を望むなら脱毛サロンが定番です。
ここ数年で大幅に市場が拡大し、費用もかなり安くなってきました。
また、最近は男性向けの脱毛サロンも現れ、女装男子も利用しやすい状況にあります。
脱毛サロンの特徴
脱毛の方法はケノンと同系統の光学式が主流となっています。
エステサロンのような落ち着いた場所で、専門の方に施術してもらえるため、非常にリラックスできるのが特徴です。
なお、十分な効果を得るには定期的(2週間に1回)な施術を半年くらい続ける必要があります。
サロン脱毛の詳細
■費用:数万円~数十万円
身体のパーツごとに費用がかかり、ヒゲだけなら10万円程度、腕や脚も脱毛するなら30万円くらいは見ておく必要があります。支払いプランは都度払い・コース契約・サブスクなど様々。
■施術にかかる時間:1回の通院で1時間程度
■脱毛効果の程度:数ヶ月~
メリット
脱毛サロンのメリットは安心感です。
ハイスペックな機器で専門の方に施術してもらい、アフターケアもあるのは心強いです。
デメリット
高額な費用と通う手間暇は割り切れますが、予約にやや難があります。
自分の都合の良い日時に予約が取れるとは限らないため、効率よく脱毛を進められない可能性があります。
推奨される人
- 費用はかかってもいいから本格的に脱毛したい方
- 施術はプロに任せて、品質と安心を重視したい方
決めかねている方は、一度カウンセリングを受けてから再検討するのもありです。
ちなみに、私は10年くらい前に脱毛サロンを試しました。
感触は良かったのですが、当時はまだ高額で、サロンまで遠かったこともあって断念しました。
脱毛サロンがどんな感じなのか知っておきたい方は、以下の記事を参考にしてください。
専門の人にやってもらえるのは楽そうですね。
自分でやるのって案外面倒だからね。
ムダ毛を根絶したいなら医療脱毛
医療脱毛は、脱毛専門のクリニックや皮膚科が行う脱毛です。
それなりの費用はかかりますが、サロンよりも高い効果が見込めるため、ムダ毛と永久にサヨナラしたい方に人気があります。
医療脱毛の特徴
おおまかな部分は脱毛サロンと同じですが、医療行為となるため、医療従事者または、医師の監督のもとで施術が行われます。
※美容目的のため保険は適用されません
医療脱毛の詳細
■費用:数万円~数十万円
■施術にかかる時間:1回の通院で1時間程度
■脱毛効果の程度:数ヶ月~∞
メリット
医療脱毛ではレーザー機器が用いられます。レーザーは脱毛サロンよりも強力で、『永久脱毛』を強調するクリニックもあるほどです。
デメリット
強力なだけに痛いです。麻酔を施してくれるクリニックもあるので、痛みに弱い方は調べておくと安心かもです。
推奨される人
- ムダ毛が濃くて脱毛サロンでは不安な方
- お金はかかってもいいから、本格的に脱毛したい(できれば永久的に)
脱毛サロンの上位互換ってことでおk?
そうだね、サロンか医療で悩むなら医療かな。
ところで、女装男子はどの部分を脱毛したらいいのでしょう?
確かに、気軽に全身脱毛というわけにもいかないよね。
女装男子が脱毛すべき部位はどこ?
それではここで、女装男子が脱毛した方がいい部位について考えてみましょう。
サロン・医療・家庭用脱毛器、いずれにしても全身を脱毛するには膨大な費用と手間が必要です。
そのため、一気に全身の脱毛が難しい方は、以下の順で処理することをおすすめします。
ヒゲ【優先度:激高】
ヒゲは女装男子が最も気を付けなければならないムダ毛です。
メイクで隠すにも限界がありますので、ヒゲだけでもサロンやケノンでしっかりと脱毛することをおすすめします。
手・脚【優先度:高】
手(腕)・脚は動きが多く、ファッション的にも露出しやすいパーツです。
必然的に注目されやすい部分なので、自分のコーディネートと相談しながら優先的に処理していきましょう。手足の甲や指の毛もお忘れなく。
ワキ【優先度:中】
ワキはムダ毛の密集している部分で、毛質的にも放っておきたくない部分ではないでしょうか。
露出の機会は少ないと思いますが、余裕があるなら処理しておいた方が安心です。
デリケートゾーン【優先度:X】
見られる機会のある方は優先的に、そうでない方はご自身のお気持ちで。
VIO脱毛として人気の部位のため、サロンやクリニックでも恥ずかしがる必要はないと思います。
やっぱりヒゲと脚かなぁ。
そしたら、お手軽な脱毛方法も見ておこうか。
簡単にできるコスパの高い脱毛方法
今すぐムダ毛を処理する必要がある方、可能な限りコストを抑えたい方におすすめの脱毛方法をご紹介します。
剃毛(シェービング)
カミソリで剃るだけのお手軽でスピーディな脱毛方法です。
イベント等で単発の女装をされる場合や、急遽、ムダ毛処理をしなければならない時に適しています。
剃毛の特徴
■費用:数百円~
■処理にかかる時間:数分
■効果の程度:数日
安全な剃毛の手順
- 準備
剃る部位を温め、清潔な状態で行う。入浴時がベスト。 - 肌の保護
剃る部位は剃毛用のクリームかボディソープなどの泡で覆う。泡が刃のクッションとなり、カミソリ負けや肌を切るトラブルが減る。 - 剃り方
まずは毛の流れに沿っておおまかに剃り、次に毛の流れに逆らって丁寧に剃る。2工程にすることで、肌に優しく剃り残しのない仕上がりになる。 - アフターケア
剃った後はボディローションやクリームを塗り、肌トラブルや毛穴に雑菌が入るのを防ぐ。
頻繁な剃毛には注意
生え始めの毛は周りの皮膚が突起していたり、毛が皮下に埋もれていたりして、皮膚ごと剃ってしまいがちです。
そのため、短いスパンで剃毛する場合は、粗めのタオルやボディスポンジで肌を擦り洗いしてから剃ると、肌を切るリスクが低くなります。
なお、剃毛は刃で肌を撫でるものですので、なるべく肌に優しい高級なカミソリの使用をおすすめします。
やっぱり急いでる時はコレですよね。
毎回剃ってると、いつの間にか傷跡だらけの肌になってるかもよ。
除毛(クリーム・テープ)
除毛は専用のクリームやテープを使って瞬時にムダ毛を処理する方法です。
除毛の特徴
■費用:数百円~
■処理にかかる時間:30分程度
■効果の程度:数日~
剃毛よりも皮膚の深いところで処理できるため、処理跡がキレイで効果も長持ちします。
除毛の注意点
毛を溶かす薬品を直接肌につけるため、肌に合わない人は炎症を起こす場合があります。
本番前に腕などの皮膚の薄い部位でテストし、腫れたりヒリヒリする場合は使用を控えてください。
また、顔や局部には使用できない製品が多いので、よく確認して選びましょう。
除毛の手順
主要な除毛アイテムは除毛クリームと除毛テープです。
■除毛クリーム
⇒肌に塗って、毛と一緒に拭き取るタイプです。広範囲を処理するのに向いています。
■除毛テープ
⇒肌に貼って、毛と一緒に剥がすタイプです。除毛クリームよりも手軽な反面、処理範囲は小さめです。
剃るよりも安全で綺麗に処理できそうですね。
除毛は意外とコスパの高い方法なのです。
毛抜きは推奨しない脱毛方法
これまで有効な脱毛方法について解説してきましたが、推奨されない方法もあります。
それは抜毛(毛抜き)です。
割と一般的な方法にも思えますが、実はデメリットだらけなので注意してください。
抜毛のメリット
抜毛のメリットを挙げるとするなら、ローコストで1週間程度はスベスベ肌になれることです。
※処理直後は腫れる可能性あり
抜毛のデメリット
- 1本ずつ抜くため効率が悪い
- そこそこ痛い
- 毛の生え初めが痒い
- 埋没毛・色素沈着のリスクが高い
※埋没毛と色素沈着はリンク先にて詳しく解説しています。
抜毛する時の注意点
抜毛する際は以下の3点に気をつければ、ある程度は肌へのダメージを和らげられます。
■処理前に肌を温める
⇒事前に肌を温めておくことで、肌への刺激と痛みを軽減できます。
■毛の生えている向きに沿って抜く
⇒毛の向きに逆らって抜くと肌が腫れます。その上、毛がちぎれて痛いだけなこともあります。
■処理後のケアは絶対
⇒毛が抜かれた直後の毛穴はとてもデリケートな状態です。雑菌が入ると腫れたり膿んだりするので、清潔にしてボディローションやクリームで保護しましょう。
やむを得ない時以外は他の方法にしよう。
ちなみに、ブラジリアンワックスは抜毛の親戚です。
ブラジリアンワックス脱毛
ブラジリアンワックス脱毛とは、ハチミツ状のワックスを肌に塗り、ワックスと一緒に毛を引き剥がす脱毛方法です。
除毛テープに似ていますが、毛は抜かれます。
普通に抜くよりは遥かに効率が良く、肌へのダメージも低めと言われています。
元々はブライダルエステで行われていたものですが、現在はセルフ用に市販されています。
ガムテープ脱毛みたいな感じかな。
産毛やムダ毛の薄い方なら使えるかもね。
おわりに
脱毛の解説は以上です。あなたの条件に合う方法は見つかりましたか?
脱毛は手軽なほど効果が短く、肌荒れ等のリスクも高くなります。
逆に効果が高くて安全な方法は値が張ります。
私が推すケノンはいいとこ取りの方法だと思いますので、迷っている方はケノンを試してみてはいかがでしょうか。
脱毛に関する「なんでだろう」をまとめました。
毛の仕組みや脱毛のトラブルなど、様々な疑問に触れています。脱毛する予定の方はチェックしてみてください。
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