女装が悟られてない感覚ってドキドキしますね。
パスを実感すると幸福感すごいよね。
女装の目標を挙げるとしたら、それは女性として認識されることではないでしょうか。
そのためには外見はもちろんのこと、あらゆる所作に気をつける必要があります。
しかし、何から何まで見直すのは難しいので、今回は男性色を出さないよう、簡単な行動面から見直してみましょう。
パスについて
女装界隈ではパス(女装パス)という用語があります。
パスは女装であることを疑われることなく、女性として認識(通る=パス)される状況をいいます。
人の多い場所で特異な目で見られないこと、買い物をして店員さんにリアクションされないなど、パスを実感している時の高揚感は悪魔的です。
女装される方には、ぜひその感覚を体感してもらいたく思いますので、女装のクオリティを高めてお出掛けしましょう。
女性的な歩き方
女装で外出するということは、歩きます。
というわけで、まずは歩き方から見直していきましょう。
女性的な歩き方はキャットウォーク(モデル歩き)を意識するのがおすすめです。
実際にモデルさんの歩き方を動画で確認してみてください。
■キャットウォークのポイント
- 背筋を伸ばして顎を引く(まっすぐ遠くを見るイメージ)
- ガニ股はNG(ひざ下だけでなく、太ももから内股を意識する)
- 肩は固定する(肩で風を切るような動きをしない)
- 腰から回すようにして踏み出し、踏み出した足を軸足の前方に置く(平均台の上を歩くように)
女性的な振る舞い
歩き方以外にも、可憐さ・上品さを感じられる振る舞いは女性的な印象を与えます。
以下、女子力の高いムーブの一例です。自然にできるよう意識してみてください。
■バッグの持ち方
⇒手首に掛けるか、肩に掛けて脇で挟む
■座る時(スカート着用時)
⇒お尻側からスカートの裾を押さえながら座る
■椅子に座った時
⇒股を閉じて膝から下は斜めに揃える
■屈む時
⇒膝を揃えながら屈み、屈んだら膝を横に向ける
女装時の要注意行動
逆に、女装バレしかねない何気ない行動もチェックしておきましょう。
■ガニ股
⇒局部を上手に収納して内股を意識する
■腕組み
⇒肩幅が強調されるのでしない、肩はすぼめておく
■咳払い・くしゃみを豪快にする
⇒最小限のボリューム、可能なら裏声で
■目が痒い時にゴシゴシ掻く
⇒メイクが崩れるので、目薬を使うかガマンする
■鼻をかむ
⇒メイクが剥がれるので、ティッシュを詰めるようにして吸わせる
女子のルール多スギィ!
乙女を演じるのは大変なのよ。
女装パスの究極は女声
女性のような声で話すことができれば、少々容姿に難があったとしてもパスされる可能性は高いです。
声まで女性として認識されるのは声パスと呼ばれ、声パスは女装の究極形態と言えます。
女声の習得には相当な訓練が必要です。喉・声帯への負担も大きいため、ほどほどに取り組んでみてください。
メラニー法
メラニー法は女声を出すメジャーな手法です。
裏声を鍛えていくものなので誰にでもできる可能性があります。
マスターするには数ヵ月~数年単位の訓練が必要ですが、一日10分でも続けていれば、少しずつ高い声域が広がっていくと思います。
なお、声質は声帯の長さ・首の太さ・喉仏など、複数の要因で変わります。
喉仏を上げたり、息を絞ってみたり、録音しながら探っていきましょう。
女性的な話し方
単に高い声が出せればよいというものでもありません。
抑揚のつけ方や息遣いなど、女性特有の話し方も心得ておかないとボロが出ます。
女声とセットで練習していきましょう。
女性らしい声の出し方・話し方は以下の動画が参考になると思います。
女装に女声は必要?
声パスまでできたら最高ですが、女声を出せなくてもお出掛けは満喫できます。
買い物はセルフレジがありますし、飲食は食券やセルフサービスのお店もあります。
声を掛けられたらジェスチャーで反応して、やむを得ない場合は男声で喋ればいいのです。
女装を悟られたとしても、トラブルになることは滅多にありません。
おわりに
女性らしい歩き方に仕草、そして女声も習得したらパスは目前です。
というか、もう女装とか女性とか考える必要もない領域かもしれません。
急にはできないと思いますが、日頃から意識して続けてみてください。
コメント