女装したら色々できそうだなぁ…
女装してるからって、女子トイレとか入っちゃダメよ？
言うまでもないですが、女装したら女性になるなんてことはありません。
従って、本来男性が禁じられている行為が許可されるわけではないので、認識不足で法に触れることのないよう気をつけましょう。
以下、具体例を挙げておきます。
女性用トイレ（女子トイレ）
完璧な女装をしていたとしても、女性用トイレは利用すべきではありません。
”女装した男性が女性用トイレに入って逮捕された” 旨のニュースは耳にしますよね。
のぞきや盗撮といった犯罪目的で侵入する不届き者もいますが、中には「女性になりきっているのだから、女子トイレを利用するのは当然」と思われて利用する方もいるようです。
前者はもちろんアウトですが、後者も建造物侵入（3年以下の懲役または10万円以下の罰金）となる可能性があります。
法に触れる行いに知らなかったは通用しないので気をつけてね。
では、女装中にトイレに行きたくなったらどうすれば？
女装外出時のトイレ利用については、以下の記事で詳しく解説しています。
女性用更衣室（女子更衣室）
健康診断・温泉・トレーニングジムなど、着替えが必要となる場面は意外とあります。
こちらもトイレ同様、女装していても女性用の更衣室を利用すべきではありません。
女装してるのに男と同じ部屋で着替えるなんてイヤです。
女装男がいる部屋で着替える女性の方がイヤだと思うが…
こちらもトイレと同様、建造物侵入（3年以下の懲役または10万円以下の罰金）として罰せられる恐れがあります。
そのため、女装するなら着替えが必要なイベントは避けましょう。
やむを得ない場合は、男性更衣室でラップタオル（水泳の着替えの時に巻くやつ）を使って着替えるか、他の着替え場所を探すなどしてください。
女性用風呂（女湯）
もう言うまでもないと思いますが、女装しても女湯に入ってはいけません。
建造物侵入、及び何らかの罪を背負う可能性があります。
さすがに「女装だから女湯もOK」などと考える方はいないでしょう。
トイレ程の緊急性もないので同情の余地はありません。
しかも裸だとウィッグとメイクくらいしか女装要素がない。
あまりにも無謀ですね。
プリクラコーナー
最近のプリクラコーナーは男子禁制、もしくは男性のみのグループはNGというお店が多いです。
こちらは過去に盗撮や痴漢が横行したため、女性客が安心して利用できるように男性をお断りしているようです。
そのため、男性の利用が制限されているプリクラコーナーは、女装していても利用しない方がいいでしょう。
プリクラはちょっとした個室になってるから。
コスプレコーナー化してるところもありますよね。
女装でプリクラが撮りたい場合は、店員さんに断っておくと安心かと思います。
女性専用車両（電車・バス）
数年前から導入された女性専用車両。空いてることも多いし、女性の姿なら乗ってみたいと思いますよね。
厳密には女性専用車両は女性優先車両であり、男性の乗車を禁じているわけではありません。
女児や体の不自由な女性への同伴など、条件を満たせば男性の乗車も可能と注意書きされています。
だからといって、条件を満たさない男性が乗るのはトラブルの種です。
女装に気づかれたら何かと面倒なことになりそうなので、冒険しない方がいいと思います。
ついに女性だけの空間に入れると思ったのに…
私は特に、どこでもいいです。
レディースデー（女性料金）
映画館でよく見かけるレディースデー。ビュッフェ形式のレストラン等でも、女性は男性より安いお店がありますよね。
このような女性向けのサービスは、女装していても利用すべきではありません。
こちらは女性客を増やす目的や、女性が男性よりも小食であるが故の料金設定です。
従って、男性が女装して身分を偽り、女性と同等の待遇を受けることは詐欺罪（10年以下の懲役）に問われる恐れがあります。
普通に女性扱いされた場合は？
自己申告した方がいいかもね。
おわりに
男性の姿ではできなかったことに挑戦したい気持ちはわかりますが、ダメなものはダメなのです。
ルールを守って楽しく女装しましょう。
やる前に知って助かった…
忘れないうちに、女装外出時のお手洗いについても確認しておきましょう。
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