うわっ…私の肩幅、広すぎ?
これまた懐かしいネタを
広い肩幅にコンプレックスを抱える女装男子は少なくないと思います。
女装バレしないかと不安になりますよね。私も未だに不安です。
でも、骨格をどうにかするのは現実的ではありません。
ですので、肩幅を小さく見せる、または広い肩幅を気にさせない方向で対応していきましょう。
ちなみに、女性の肩幅は平均40cm弱に対し、男性は45cm強と、10cm近く差があります。
私も40cm以上ありますが、工夫して楽しく女装していますので、きっとあなたも大丈夫です。
肩幅を目立たせないポイントとコーデ
まずは、肩幅を目立たせない考え方とコーディネート例を見てみましょう。
肩の目立つ服は避ける
原則として、肩部の目立つコーディネートを避けるため、以下のようなファッションには注意してください。
■タイトな服・襟の浅い服
⇒単体では着ない。着るならアウターとセットで。
■重ね着する場合
⇒インナーはノースリーブにするなど、肩部をかさばらせない。
Aライン
一般的に、逆三角形のシルエットは男性的で、三角形のシルエットは女性的なイメージがあります。
この女性側のシルエットはAラインとも呼ばれ、スカートやワンピースにみられる末広がりの形から来ています。
そこで、Aラインのコーディネートで肩の主張を抑えられないかという考えです。
Aラインにはフレアスカートが良い例です。シンプルで膝の隠れる丈は女装でも履きやすいと思います。
Iライン
Aラインのように、コーディネートをアルファベットになぞらえる見方は他にもあります。
中でも、縦長のシルエットはIラインと呼ばれ、スマートな印象を与えます。
そこで、女装男子は長身の方も多いと思いますので、肩幅が目立たないくらい縦長に極振りするという考えです。
これにはロングカーディガン・ロングコートあたりがいい感じです。
また、あえてボタンを留めないでセンターを割るのもポイントです。
大きな縦ラインが横幅を感じさせないコーデに仕上げます。
ちょっと高めのヒールを合わせるのもいいですね。
肩のラインを分断する
肩のラインが通っていると、肩幅が強調されて見えてしまいます。
襟の浅いトップスを避ける理由もコレ。
そのため、肩のラインを分断するようなコーデを取り入れてみましょう。
胸元を開ける
単純に、胸元の開いたトップスを着るだけでも効果的です。
襟の深いブラウスやVネックのカットソーなど探してみてください。
人は胸元が開いていると無意識に目がいってしまうので、肩以外に注目させる意味でも有効です。
開いた胸元にはネックレスを置いていい感じに決めましょう。
ロングヘアー
ウィッグでいろんな髪型を楽しみたいところですが、肩幅を気にされる方には長めのウィッグをおすすめします。
前も後ろも肩のラインを切って、同時にIラインも強調できていい感じです。
マフラー・ストール・ショール
寒い時期はマフラーが扱いやすくて便利です。広く長めに垂らすのがポイント。
暖かい時期は薄手のストール・ショールが使えます。カーディガンのように羽織るのもいい感じですね。
肩を覆う
肩もろとも覆ってしまう手段もあります。
■ポンチョ
ポンチョは体型をカバーする定番のアウターです。
TVのコーディネート企画でもよく選ばれていますよね。
上半身をひし形のシルエットにすることで、肩部の主張を抑えます。
ゆったり感が気になる場合は暗めの締まる色を選びましょう。
半分見せる
肩は完全に露出すると幅が気になりますが、半分だけ見えると悪くないものです。
■ノースリーブ
肩が半分隠れるノースリーブなら単体でも着られそうな気がしませんか?
細身の方・腕が筋肉質でない方はノースリーブワンピなどいかがでしょうか。
肩幅を気にさせない立ち振る舞い
肩幅を気にさせないムーブも意識的にやってみてください。
写真を撮る時・視線を感じる場面など、一時しのぎではありますが、続けていればあなたへの印象は良くなると思います。
肩をすぼめる
一見悪あがきに思えるこの手法、割と使えます。簡単に5cmは小さく見せられるはず。
お出かけ中、ずっと肩をすぼめ続けるのは疲れます。
人の多い場所や信号待ちで止まっている時など、適度にやってみてください。
斜めに構える
視線に対して、肩が目立たないように斜めに構えるのも有効です。
「この人いつも同じアングルで写ってない?」なんて人がいると思いますが、それは良く見える写り方を狙っているのかもしれません。
なんかセコいと感じられるかもしれませんが、私は良い努力だと思います。
顔が可愛く見えるアングルがあるように、体型が良く見えるアングルもあります。
自分が良く見えるアングルを研究して、好印象はつくっていけばよいのではないでしょうか。
おわりに
肩幅はちょっとした工夫で誤魔化せます。TPOに応じて上手く立ち回っていきましょう。
なお、肩幅が広いことを気にして女装を諦める必要はありません。
世の中には肩幅の広い女性だっています。完全無欠の女性像を目指す必要はないのです。
配られたカードで勝負するしかないのですから、自分が実現できる範囲で女装を追求していきましょう。
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