今回はLGBTについてだ。
ベーコン・レタス・トマト…
サンドイッチの話ではない。最近、ちょくちょく話題にあがる性的指向にまつわる言葉だ。
LGBTとは?
LGBTとは、
◆Lesbian(レズビアン)・・・女性同性愛者
◆Gay(ゲイ)・・・男性同性愛者
◆Bisexual(バイセクシャル)・・・両性愛者
◆Transgender(トランスジェンダー)・・・性別越境者
以上4つの頭文字を並べた言葉で、性的指向にまつわるものです。
上3つはわかりますけど、トランスジェンダーとは?
心と身体の性別が一致しない人のことね。性同一性障害やGID(Gender Identity Disorder)と言われることもある。
ふむ。それで何でLGBTが話題になっているんでしょう?
なぜ、今、LGBTが話題になっているのか
当然ながら、LGBTをはじめとした性的マイノリティの方が最近生まれたなんてことはありません。何百年も前からいたと思います。
では、どうして今、LGBTが話題になっているのでしょうか。
日本人のLGBTの割合は7~8%程度と言われており、海外では10%を超える国もあります。
そして、LGBTに関する取り組みが世界各国で行われている中、日本の取り組みはどうでしょう?
すごく遅れてそう。というか、LGBTって言葉すら知りませんでした。
LGBTという言葉の認知についてもそうですが、日本はその取り組みについても遅れていると言われています。
そして、海外にその実情を晒しかねないイベントが控えています。無事終わりました。
オリンピック!
そうです。2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが開かれ、世界中から多くの方々が日本へやって来きます。
⇒いろいろあってオリンピックは2021年に延期となり、来訪者も極限に抑えられました。
来訪者の中にはLGBTの方もいるでしょうから、それまでにLGBTを周知し、他国に遅れぬよう取り組みを進めているのだと思います。
それで耳にする機会が増えたわけですね。ところで、その取り組みとは?
LGBTの問題と取り組み
何か問題(課題)があるからこそ、それに対する取り組みがあるわけですが、LGBTの問題とは何なのでしょう。
ひとつに、LGBTの方々の中には、いじめや差別を経験された方が多いそうです。
また、同性同士で手をつなぐだけでも好奇の目を向けられるのが実情ですから、一般の理解を得ていないという面では、学校や会社の教育で対応していかなければなりません。
もう一点、同性同士の結婚(婚姻)ができないことや、同性同士では受けられないサービス、また、就職・就学や福利厚生に関して制限されるなど、法的な観点でも策が求められています。
実際の取り組みについては、企業側はLGBTの方の積極採用や研修など。国は企業・自治体への呼びかけや、法律の見直しの検討あたりかな。
そういえば、”女装しても女子トイレに入れない” というのはLGBT問題では?
まぁ、それはLGBTの課題では微妙なラインかな。次はそこを考えてみよう。
女装男子はLGBTに含まれるのか
女装男子がLGBTに該当するかについては、女装する理由によって扱いが異なると思われます。
身体は男性だけど、心は女性だから女装(当人にとっては正装)しているという方は、トランスジェンダーとしてLGBTのTに該当します。
また、LGBTを掘り下げていくと、性(セクシャリティ)とは何かという点に辿り着きます。
セクシャリティのポイントは、
◆心の性・・・精神的な性別
◆身体の性・・・身体的な性別
◆性表現・・・心と身体の性別に関わらず、自分が表現したい性別
◆性的指向・・・恋愛的・肉体的に対象となる性別
などが挙げられます。
そのため、趣味・嗜好で女装をされている方は3つ目の性表現に当てはまり、LGBTではないにしても、セクシャルマイノリティであると言えます。
男の娘・女装男子は広義のLGBTには含まれると言えそうだね。
女装趣味だと変態っぽいけど、セクシャルマイノリティって響きなら胸張れますね。
でも女子トイレの利用は無理そうだね。みんなのトイレ(多目的トイレ)を使っていこう。
まぁ、女装してても使えるトイレが欲しいだけですからね。我々は。
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