女装姿は客観視しないと危険という話

女装したら自分の姿をチェックすると思います。

家の中で過ごすなら何も問題ありませんが、自撮りをSNSに上げたり、外出する場合は慎重に容姿チェックを行いましょう。

というのも、自分で見た自分の姿と、他人の目に映るあなたは違って見えている可能性があるからです。

鏡に映る自分は本物ではない？

自分の姿は大体は鏡（姿見）で確認すると思いますが、写真や動画に映る自分に違和感を覚えたことはありませんか？

鏡ではイケてたのに、写真では「これ私なの？」という感覚です。

人の外見は、光と影の加減や見る距離・角度など、様々な要素によって見え方が変わります。

そして、人は鏡で自分を見る時、無意識に良く映るように調整しているのです。

しかし、写真のような固定視点では、自分が良く映るコンディションでは撮られないために違和感が生じるのです。

客観的な自分の姿とは？

客観的な自分の姿、つまり自分が他人の目にどう映っているのか。

それはズバリ写真で見たときの姿です。

残酷な話ですが、イケてる自分が見えていたのは自分だけの可能性があります。

下手をすれば女装も気付かれていたかもしれません。

女装姿を客観的に確認する方法

というわけで、自分の女装姿は客観的視点を意識してチェックしましょう。

自分を客観視するには以下の方法が簡単です。

■スマホを三脚などで固定して撮影する
⇒後ろ姿までしっかりチェックできる

■姿見（全身鏡）に向かって立ち、姿見ごとカメラ画面に映す
⇒ポーズを変えながら確認できる

あらためて確認すると、いろいろと粗が見つかるかもしれません。

• ウィッグの不自然さ
• メイクのクオリティ
• 男性的なパーツが目立っている
• 容姿に合っていないファッション

こちらは私が実際に失望した点でもありますが、気を落とさずに一つひとつクリアしていきましょう。

女装は派手過ぎるファッションに注意

客観的視点に続いて、女装で気をつけた方がいいポイントがもう一点あります。

それは、派手すぎる格好をしないことです。

女装初めの頃は、気持ちが高ぶって『これぞレディースファッション』と言わんばかりの派手な服を選びがちです。

• 短すぎるスカート
• ドレスのようなワンピース
• 金髪のウィッグ
• 網タイツや派手な柄のストッキング
• 真っ赤なピンヒール

こうした女性でも滅多にしないファッションは当然目立ちます。

見てほしいなら話は別ですが、整った容姿でなければ女装バレの原因となるため控えましょう。

おわりに

私は真っ赤なミニスカを履いたおじさんや、セーラー服を着たお兄さんに遭遇したことがあります。

本人はバッチリ女性に見えると自負していたのでしょうが、どう見ても女装とわかる容姿でした。

「自分を客観視できていれば、もっと自然に見せられるのに」と嘆くと同時に、他人ごとではないかもしれないと焦りました。

目に余るような女装は余計なトラブルを招く可能性があります。

女装で外出される方は、『誰も不安にさせない』ということも意識してみてください。